ブラジルごはん日和

ブラジル料理のレシピブログです。

【王道ブラジルスイーツ】コンデンスミルク1缶で作るプヂンと“カラメルの極意”

こんにちは、メルジーニャです😊
この記事でついにブログ30記事目を迎えました!
節目に選んだレシピは、やっぱり王道スイーツのプヂン(Pudim)。

ブラジルではどの家庭にもある、定番中の定番。
材料もシンプルで作りやすい…でも実は、“カラメルで全てが決まる”と言ってもいい、奥が深いスイーツです。

今回は、私が普段使っている本場ブラジルの「あと入れカラメル」と、初心者にもやさしい「水入りカラメル」の2通りをご紹介します🍮
自分の好みに合わせて選んでみてくださいね!

🍮 材料(15〜16cmのプリン型1個分)

<カラメル>
砂糖 … 100g
熱湯 … 50ml

<プリン液>
卵 … 3個
コンデンスミルク … 1缶(395g)
牛乳 … コンデンスミルクの空き缶1杯分(約400ml)

🔥 カラメルの作り方【2通り】

[A]あとから熱湯を入れる方法(香ばしさ重視)
ブラジルの家庭でよく使われる作り方です。
少し跳ねるけど、しっかりとした香ばしい風味が出るのが魅力!

  1. 小鍋に砂糖だけを入れて中火にかける

2. 鍋をゆすりながら、全体が溶けて濃い琥珀色になるまで加熱

3. 火を止め、少しずつ熱湯を加える(跳ね注意!)
⚠️ 熱湯を入れると一気に泡立つので、火傷に注意してくださいね!


4. カラメルがなめらかになったら、すぐに型に流し込む

🔍 補足: ちなみに、レシピによってはお湯の量を30mlなど少なめにすることもあります。 少なめにするとカラメルが濃厚になり、風味がより香ばしくなりますが、固まりやすく扱いが少し難しい印象。 慣れてきたら好みに合わせて量を調整してみてくださいね!

[B]砂糖と水を一緒に加熱する方法(初心者向け) こちらは混ぜずに放っておくだけで作れる、簡単で失敗の少ない方法です。 色づきはやや淡めになりますが、なめらかな仕上がりに。

  1. 小鍋に砂糖と水を入れ、中火にかける

  2. かき混ぜずに鍋をゆするだけで、全体を均一に熱する

  3. 好みの色になったら火を止め、型に流し込む

    🔍 途中で混ぜると結晶化することがあるので、じっと見守るのがポイントです!

🍮 プリン液の作り方

  1. ミキサーに卵、コンデンスミルク、牛乳を加えて、混ぜる


🔥 焼き方と仕上げ

  1. カラメルを流した型にプリン液を注ぐ

  2. アルミホイルでふんわり蓋をして、天板に湯を張って湯せん焼き

  3. 160℃のオーブンで50〜60分焼く
  4. 表面がぷるんとしていればOK!
  5. 粗熱が取れたら冷蔵庫でしっかり冷やす(できれば一晩)

🍽 型からの取り出し方

型のまわりをナイフで軽くはがし、皿にひっくり返す

カラメルがとろ〜り…見た目も味もパーフェクト✨

まとめ🍮

プヂンは「簡単」と言われがちだけど、カラメルの火加減や焦がし具合は本当に奥が深い。 私も最初は何度も焦がしたり、固まらなかったり…でもそれでも、やっぱり作りたくなる味なんです。ちなみに私は暑くなってくるとなぜかこの甘~いプヂンが食べたくなります😋

30記事目、ここまで続けてこられたことに感謝しつつ、これからもブラジルの家庭の味を丁寧に伝えていきたいと思います😊

🎁 おまけ:はじめてのプヂン🍮

最後に、ちょっとだけ思い出を。 これは、私が初めて作ったプヂンの写真です👇

見ての通り、カラメルはくっつかず…見事な真っ白プリン😂 (でも、これはこれで美味しかった!笑)

白いプヂンと笑われたときは少し落ち込みましたが、何度も何度も作るうちに、カラメルの火加減やタイミングが少しずつ分かるようになってきました…!

誰だって最初はうまくいかない。 でも、プヂンには“また作りたくなる魔法”があります。

今回のレシピが、あなたの最初の一歩になれたら嬉しいです😊