こんにちは、メルジーニャです😊
旬のとうもろこしをたっぷり使って作る、
ブラジルの伝統的なおやつ「Curau de Milho(クラーウ・ジ・ミーリョ)」。

プリンのようになめらかで、
ミルクととうもろこしのやさしい甘さが広がる、夏にぴったりのひんやりスイーツです。
実はこのCurau、娘が赤ちゃんのとき、
サンパウロのスーパーで初めて食べさせた思い出の味でもあります。
あれから何年か経つけれど、今でもこの味を作ると、あの頃をふと思い出します。
今回は、生のとうもろこしを使った本格派なのにシンプルな作り方をご紹介します。 離乳食にもおすすめのやさしい味、ぜひお試しください✨
🍳材料と作り方
🍮 材料(4人分)
・とうもろこし 2本(または粒だけで約300g)
※缶詰や冷凍コーンでもOK(無塩タイプがおすすめ)
・牛乳 400ml
・砂糖 大さじ4〜6(甘さは好みで調整)
・塩 ひとつまみ(甘さを引き立てる)
・コーンスターチ 大さじ1(とろみ補助・なしでもOK)
・シナモンパウダー 適量(仕上げ用)
👩🍳 作り方
1.とうもろこしの下ごしらえ
とうもろこしの粒を包丁でそぎ落とす。
缶詰や冷凍コーンの場合は水気を切る。

2.ミキサーで撹拌する とうもろこしと牛乳をミキサーにかけ、なめらかになるまでしっかり回す(約1〜2分)。

3.こす
ざるや布でしっかり濾して、とうもろこしの繊維を取り除く。
※とろみが強すぎる場合や、食感を楽しみたい場合は濾さずに使ってもOK。

4.加熱する
濾した液を鍋に入れ、砂糖・塩・コーンスターチを加える。
弱火〜中火で、絶えずかき混ぜながらゆっくり加熱する(約10〜15分)。

5.とろみがついたら火を止める
とろみは、木べらやゴムベラに軽く残るくらいが目安。
焦げやすいので、途中で火加減に注意!

6.器に流し入れ、冷やす
粗熱が取れたら冷蔵庫で1〜2時間冷やす。

7.シナモンをふって完成!

📝 ポイント・コツ
✅生のとうもろこしを使うと風味が豊か!
→ でも、缶詰や冷凍コーンでも十分おいしく作れる◎
✅とろみの出方はコーンの水分量にもよるので、
様子を見てコーンスターチで調整すると安心。
✅お好みで、甘みははちみつやきび砂糖に変えてもOK。
✅シナモンは香りづけ程度に。苦手な場合は省略可。
🍮まとめ
とうもろこしとミルクだけで作れる、 やさしい甘さのひんやりプリン「Curau de Milho」。
ブラジルのスーパーや屋台でも見かける定番スイーツですが、
実はとってもシンプルな材料で作れる家庭の味なんです。
ぜひ、旬のとうもろこしが手に入る今、作ってみてくださいね🍮🌽
🌽次回予告
Curauを作ると、こした後にとうもろこしの繊維がたっぷり残りますよね。
実はこの“絞りかす”も、とってもおいしい再利用方法があるんです!
次回はその繊維を使った、
「赤ちゃんのおやつにもぴったりな蒸しパン」レシピをご紹介します。
どうぞお楽しみに♪
👉残った搾りかすで作る蒸しパンの作り方
おまけ
ブラジルでよく使われているコーンスターチはこれ!
マイゼナは、スープやソースのとろみ付けはもちろん、ケーキや蒸しパンをふんわり仕上げたいときにも便利な定番材料です。
小麦粉とは違ってグルテンフリーなので、お菓子づくりや離乳食にも安心して使えますよ◎